毎日更新の裏側で、擦り切れていた私へ。インプットの時間をあきらめない。毎日ブログを書きながら、リアルタイムで「自動販売機型メディア」を組み立てる現在進行形の実験室。

【第7回】一つ減らすだけで人生は変わる。余白を作る引き算の技術

【第7回】一つ減らすだけで人生は変わる。余白を作る引き算の技術

第1章 人生を変えるために、何かを増やさなくていい

7日間にわたって、

「選ばない」ということについて、
考えてきました。

何をするか。

何をしないか。

何を残すか。

何を手放すか。

そして、

自分にとって、
本当に必要なものは何なのか。

一つずつ、
考えてきました。

ここまで読んで、

「自分も何かを減らしてみよう。」

と思った人もいるかもしれません。

でも、

そこで、
また新しいことを増やしてしまうことがあります。

新しい習慣を始める。

新しい本を読む。

新しい情報を集める。

新しい方法を試す。

新しい目標を決める。

人生を変えようとすると、

「何かを始めなければ。」

と考えてしまうからです。

でも、

今回のシリーズで伝えたかったのは、
その逆です。

人生を変えるために、
何かを増やさなくてもいい。

まずは、

一つ減らしてみる。

それだけでも、
十分に変化は始まります。

例えば、

毎日なんとなく見ているSNSを、
一つ減らす。

必要のないメールマガジンを、
一つ解除する。

使っていないサービスを、
一つ解約する。

なんとなく参加している予定を、
一つ断る。

必要以上に引き受けている仕事を、
一つ減らす。

目的のないネットショッピングを、
一つやめる。

こうしたことは、
とても小さな行動に見えます。

人生が大きく変わるようには、
感じないかもしれません。

でも、

その「一つ」が、
意外と大きな余白を作ります。

SNSを一つ減らせば、
毎日の数分が戻ってくるかもしれません。

予定を一つ減らせば、
ゆっくり過ごせる時間が生まれるかもしれません。

仕事を一つ減らせば、
本当に必要な仕事に集中できるかもしれません。

買い物を一つ減らせば、
お金が残るかもしれません。

情報を一つ減らせば、
頭の中が少し静かになるかもしれません。

一つだけなら、
それほど難しくありません。

だからこそ、

「一つ減らす。」

という考え方には、
大きな意味があります。

人生を変えようとすると、

「もっと頑張らなければ。」

と思ってしまいます。

もっと勉強する。

もっと働く。

もっと行動する。

もっと努力する。

もっと知識を増やす。

もっと人脈を増やす。

もっと収入を増やす。

もちろん、
それが必要な場面もあります。

でも、

増やし続けるだけでは、
いつか限界がきます。

時間には、
限りがあります。

体力にも、
限りがあります。

集中力にも、
限りがあります。

お金にも、
限りがあります。

だから、

何かを増やす前に、
今あるものを見直す。

これが、
今回のシリーズで考えてきた
「引き算」です。

例えば、

新しい仕事を始める前に、

「今の仕事の中に、
やめられるものはないか。」

と考える。

新しいSNSを始める前に、

「今使っているSNSの中に、
必要のないものはないか。」

と考える。

新しいサービスを契約する前に、

「今使っているサービスの中に、
使っていないものはないか。」

と考える。

新しい予定を入れる前に、

「今の予定の中に、
本当に必要なものはあるか。」

と考える。

何かを足す前に、
一度減らしてみる。

それだけで、
見える景色が変わることがあります。

そして、

ここで大切なのは、
「減らすこと」そのものを
目的にしないことです。

何でも減らせばいい、
という話ではありません。

必要なものまで、
無理に手放す必要はありません。

大切なのは、

「これは、
今の自分に必要だろうか。」

と考えることです。

必要なら、
残す。

大切なら、
続ける。

必要なければ、
減らす。

その判断を、
自分でできるようになる。

それが、
「選ばない技術」です。

そして、

その最初の一歩が、

「一つ減らす。」

ということです。

一気に人生を変えなくていい。

大きな決断をしなくていい。

完璧な生活を目指さなくていい。

まずは、

今日一つだけ、
減らしてみる。

それだけでいいのです。

例えば、

スマートフォンの中にある、
使っていないアプリを一つ削除する。

読んでいないメルマガを、
一つ解除する。

今週使わない予定を、
一つ入れない。

見なくても困らない情報を、
一つ見ない。

買おうと思っていたものを、
一つ買わない。

誰かに合わせていた予定を、
一つ断る。

こうした小さな選択でも、
自分の時間やお金や集中力を守ることができます。

そして、

一つ減らしたあとに、
少しだけ立ち止まってみる。

「どうなっただろう。」

と、
自分で確かめてみる。

時間が増えた。

気持ちが楽になった。

少し集中しやすくなった。

お金を使わずに済んだ。

思っていたほど困らなかった。

そんな変化に気づくかもしれません。

そのとき、

「もう一つ減らしてみよう。」

と思えたら、
また一つ減らしてみる。

一つ減らす。

余白ができる。

その余白を感じる。

また一つ減らす。

この繰り返しでいいのです。

人生を変えるのに、
大きな決断が必要とは限りません。

毎日の小さな選択が、
少しずつ人生を変えていきます。

だから、

「何かを始めなければ。」

と焦らなくていい。

まずは、

「何を一つ減らせるだろう。」

と考えてみる。

そこからでいいのです。

余白は、
何もない時間ではありません。

自分で使い方を決められる時間です。

考える時間。

休む時間。

大切な人と過ごす時間。

好きなことをする時間。

何もしない時間。

それらを持つためにも、
余白は必要です。

そして、

その余白は、
何かを足すことで生まれるとは限りません。

何かを一つ減らすことで、
生まれることがあります。

だからこそ、

人生を少し軽くしたいなら、

まずは一つ。

何かを減らしてみてください。

それが、

この7日間で考えてきた
「選ばない」を、
自分の生活に取り入れる最初の一歩です。

第2章 一つ減らすと、「余白」が生まれる

一つ減らす。

そうすると、
何が変わるのでしょうか。

SNSを一つ減らした。

予定を一つ減らした。

仕事を一つ減らした。

買い物を一つ減らした。

それだけで、
人生が大きく変わるようには、
感じないかもしれません。

でも、

「一つ減らす」という行動には、
小さくても確かな変化があります。

それは、

余白が生まれることです。

余白というと、

「何もしていない時間」

を思い浮かべるかもしれません。

でも、
余白は時間だけではありません。

頭の中の余白。

心の余白。

お金の余白。

予定の余白。

そして、
選択肢の余白。

何かを減らすことで、
こうした余白が少しずつ生まれます。

例えば、

毎日SNSを見ているとします。

少しだけ見るつもりでも、
気づけば何十分も経っている。

一つの投稿を見る。

次の投稿を見る。

また次を見る。

そうやって、
情報が次々に入ってきます。

そこで、

「このSNSは、
今の自分には必要ない。」

と決めて、
見る時間を減らしてみる。

すると、

数十分の時間が戻ってくるかもしれません。

でも、
戻ってくるのは、
時間だけではありません。

他人の生活を見る時間が減る。

他人と自分を比べる時間が減る。

新しい情報を処理する時間が減る。

そして、

自分のことを考える時間が、
少し増えます。

これが、
余白です。

何かをしていないから、
無駄なのではありません。

何かをしないことで、
自分で考える時間が生まれる。

その時間には、
大きな意味があります。

仕事でも同じです。

やることが多すぎると、

「次はこれをやらなければ。」

「その次はこれ。」

と、
常に追われている状態になります。

一つの仕事を終わらせても、
また次の仕事がある。

メールが来る。

予定が入る。

依頼が増える。

気づけば、
一日が終わっている。

そこで、

「これは本当に、
自分がやる必要があるだろうか。」

と考えてみる。

そして、
必要のない仕事を一つ減らす。

すると、

その仕事に使っていた時間だけではなく、

「次は何をしよう。」

と考えるための負担も減ります。

やることが少なくなると、
頭の中にも余白が生まれます。

この余白があるからこそ、

本当に重要な仕事に集中できる。

考える時間が持てる。

新しいアイデアを出せる。

落ち着いて判断できる。

そんな変化が起こります。

だから、

忙しさを減らすことは、
単純に仕事量を減らすことではありません。

自分の集中力を守ることでもあるのです。

そして、

余白は人間関係にも生まれます。

付き合いを増やしすぎると、

誰かから連絡が来る。

予定を合わせる。

誘いに応える。

相手の都合を考える。

そうやって、
自分の時間が少しずつ埋まっていきます。

もちろん、
大切な人との時間は、
無理に減らす必要はありません。

むしろ、

大切な人との時間を守るために、
必要のない付き合いを減らす。

そう考えてもいい。

「すべての誘いに応えなくてもいい。」

と決める。

「無理をしてまで、
付き合わなくてもいい。」

と決める。

それだけでも、
自分の時間が戻ってきます。

そして、

戻ってきた時間を、
本当に大切な人との時間に使える。

ここでも、

減らしたことで、
大切なものが残ります。

お金についても、
同じことが言えます。

何かを買う。

サービスを契約する。

サブスクに加入する。

一つ一つは、
それほど大きな金額ではないかもしれません。

でも、

小さな支出が積み重なると、
毎月の固定費が増えていきます。

そこで、

「これは本当に必要だろうか。」

と考えてみる。

使っていないサービスを、
一つ解約する。

なんとなく買っているものを、
一つやめる。

欲しいと思ったものを、
一度買わずに待ってみる。

すると、

お金にも少し余白ができます。

その余白があると、

本当に必要なものを買うときに、
迷いにくくなります。

急な出費があったときにも、
少し安心できます。

つまり、

減らすことは、
お金を我慢することではありません。

本当に必要なものに、
お金を使える状態を作ることです。

そして、

ここで大切なのは、

「余白ができたら、
すぐに何かで埋めない。」

ということです。

これは、
意外と難しいことです。

予定を一つ減らした。

すると、

「その時間で、
何かしなければ。」

と思ってしまう。

SNSをやめた。

すると、

「代わりに別のSNSを見よう。」

となってしまう。

仕事を一つ減らした。

すると、

「空いた時間で、
別の仕事をしよう。」

となってしまう。

これでは、
せっかく作った余白が、
また埋まってしまいます。

だから、

何かを減らしたあとには、

何もしない時間があってもいい。

と考えてみてください。

ぼんやりする。

散歩する。

お茶を飲む。

本を読む。

ゆっくり食事をする。

何もせず、
休む。

それでもいいのです。

余白は、
必ず生産的に使わなければならないものではありません。

人は、
何かをしている時間だけで、
成長するわけではありません。

何もしない時間に、
考えが整理されることもあります。

休むことで、
また動けるようになることもあります。

一人になることで、
自分の気持ちに気づくこともあります。

だから、

余白を作ることそのものに、
意味があります。

そして、

一つ減らすことで生まれた余白は、
次の選択にもつながります。

時間に余白がある。

だから、
本当にやりたいことを選べる。

お金に余白がある。

だから、
必要なものを選べる。

人間関係に余白がある。

だから、
大切な人との時間を選べる。

頭の中に余白がある。

だから、
自分で考えて選べる。

つまり、

余白があるからこそ、
自分で選べるのです。

何もかも予定で埋まっている。

何もかも情報で埋まっている。

何もかも仕事で埋まっている。

何もかも人間関係で埋まっている。

そんな状態では、

「自分はどうしたいのか。」

を考えることさえ、
難しくなります。

だからこそ、

一つ減らす。

そして、
少し空けておく。

その空いた場所を、
すぐに埋めない。

これだけでも、
自分の人生を考える余裕が生まれます。

人生には、
足すことだけでは作れないものがあります。

安心感。

集中力。

自由。

落ち着き。

そして、

自分で決めるための時間。

それらは、

何かを増やすことよりも、
何かを減らすことで、
生まれることがあります。

だから、

「最近、
なんとなく余裕がない。」

と感じているなら、

新しい方法を探す前に、
一つ減らしてみてください。

新しい習慣を増やす前に、
今の習慣を一つやめてみる。

新しい予定を入れる前に、
今の予定を一つ減らしてみる。

新しい情報を集める前に、
見なくてもいい情報を一つ減らしてみる。

新しいものを買う前に、
買わなくてもいいものを一つ減らしてみる。

そうすると、

今まで気づかなかった余白が、
少しずつ見えてくるかもしれません。

その余白は、

「何かをしなければならない場所」

ではありません。

自分が、
自分の人生を考えるための場所です。

だから、

一つ減らす。

そして、

一つ分の余白を作る。

その余白を、
急いで埋めない。

それだけでもいいのです。

7日間を通して考えてきた、

「選ばない。」

という考え方は、

最終的には、

「自分のための余白を作る。」

というところにつながっています。

何かを減らす。

余白が生まれる。

その余白で、
自分に必要なものを考える。

そして、
本当に大切なものを残す。

この繰り返しが、

少しずつ、
自分らしい人生を作っていきます。

第3章 余白ができると、本当に大切なものが見えてくる

一つ減らす。

そうすると、
余白が生まれます。

時間が少し空く。

頭の中が少し静かになる。

予定が少し減る。

お金が少し残る。

人との付き合いが少し減る。

すると、

今まで見えていなかったものが、
少しずつ見えてきます。

それは、

「自分は、本当は何を大切にしたいのか。」

ということです。

忙しいときは、

「何をしなければならないか。」

ばかりを考えます。

仕事をする。

連絡を返す。

予定をこなす。

情報を確認する。

新しいことを覚える。

そうやって、
目の前にあることを処理していきます。

でも、

やることが多すぎると、

「自分はどうしたいのか。」

を考える時間がなくなります。

だからこそ、
余白が必要です。

何もしない時間がある。

予定のない時間がある。

情報が入ってこない時間がある。

その時間があるから、

「本当は、
何をしたかったんだろう。」

と考えられるようになります。

例えば、

毎日仕事とSNSで一日が終わっていたとします。

そこから、

夜にSNSを見る時間を減らしてみる。

すると、
少し時間が空きます。

最初は、

「暇になった。」

と感じるかもしれません。

でも、
その時間に本を読んでみる。

ブログを書いてみる。

散歩してみる。

家族と話してみる。

何もしないで休んでみる。

そうすると、

「自分は、
こういう時間が欲しかったんだ。」

と気づくことがあります。

これが、
余白の力です。

今まで、

「もっと時間が欲しい。」

と思っていた。

でも、

実際には、
時間がなかったのではなく、

必要のないものに、
時間を使いすぎていた。

ということもあります。

仕事でも、
同じことがあります。

やることを増やし続けると、

「もっと頑張らなければ。」

と思います。

でも、

一つ仕事を減らしてみる。

一つ会議を減らしてみる。

一つ必要のない作業をやめてみる。

すると、

今まで後回しにしていた仕事に、
時間を使えるようになります。

本当に重要な仕事。

自分にしかできない仕事。

将来につながる仕事。

そういったものに、
集中できるようになります。

つまり、

減らすことで、

「何を増やすべきか」ではなく、
「何を大切にするべきか」が見えてくる。

のです。

これは、
人間関係でも同じです。

たくさんの人と付き合っていると、

誰に時間を使えばいいのか、
分からなくなることがあります。

誘いに応える。

連絡を返す。

予定を合わせる。

相手の都合を考える。

そうしているうちに、

本当に大切な人との時間が、
少なくなっていることがあります。

だから、

すべての付き合いを、
無理に続けなくてもいい。

少し距離を置いてみる。

誘いを一つ断ってみる。

無理に会わなくていい人とは、
会わない。

すると、

「この人との時間は、
やっぱり大切だな。」

と気づくことがあります。

減らしたからこそ、
残したいものが見えてくるのです。

そして、

ここで一つ、
大切なことがあります。

それは、

「余白ができたら、
すぐに答えを出そうとしなくていい。」

ということです。

何かを減らしたあと、

「じゃあ、
この時間で何をすればいいのか。」

と、
すぐに考えなくてもいい。

しばらく、
何もしなくていいのです。

ぼんやりする。

休む。

考える。

歩く。

好きなことをする。

何も決めずに過ごす。

そうしているうちに、

自然と、

「これをやってみたい。」

というものが出てくることがあります。

それは、
誰かから教えられたものではないかもしれません。

SNSで流行っているものでもないかもしれません。

周りの人が、
おすすめしているものでもないかもしれません。

もっと小さなものかもしれません。

本を読みたい。

文章を書きたい。

運動したい。

ゆっくり眠りたい。

家族と過ごしたい。

一人の時間が欲しい。

そんな、

一見すると、
たいしたことのないようなものかもしれません。

でも、

そこには、

今の自分が本当に必要としているもの

が隠れていることがあります。

だから、

周りの人が何をしているかではなく、

「自分は、
どうしたいのか。」

を見る。

そのために、
余白があります。

そして、

余白ができると、
選択にも変化が生まれます。

今までは、

「みんながやっているから。」

で選んでいたものを、

「自分には必要ない。」

と言えるようになる。

今までは、

「断ったら悪い。」

と思っていたことを、

「今回はやめておこう。」

と言えるようになる。

今までは、

「せっかくの機会だから。」

と飛びついていたものを、

「今は選ばない。」

と決められるようになる。

これは、

自分勝手になることではありません。

自分の時間を、
自分で使うようになることです。

人生には、

何かを選ぶ自由だけではなく、

何かを選ばない自由もあります。

そして、

その自由を使うためには、
余白が必要です。

予定でいっぱいなら、
断ることも難しい。

情報でいっぱいなら、
自分で考えることも難しい。

仕事でいっぱいなら、
新しいことを考える余裕もない。

人間関係でいっぱいなら、
一人になることも難しい。

だから、

一つ減らす。

そして、
少し空ける。

その余白の中で、

「自分は何を大切にしたいのか。」

を考える。

これだけで、
人生の見え方が変わってきます。

何かを増やすことだけが、
前進ではありません。

減らすことで、
本当に必要なものが見えてくる。

そして、

見えてきたものに、
時間を使う。

それが、

「選ばない」を、
ただの我慢で終わらせないために、
大切なことです。

だから、

もし今、

「何をしたいのか分からない。」

と思っているなら、

無理に答えを探さなくてもいい。

まずは、

何か一つ、
減らしてみる。

SNSでもいい。

予定でもいい。

仕事でもいい。

情報でもいい。

買い物でもいい。

人間関係でもいい。

そして、

少しだけ、
何もない時間を作ってみる。

その余白の中で、

自分の気持ちを、
ゆっくり見てみる。

すると、

今まで見えなかった、

「本当は、
これがやりたかった。」

というものが、
見つかるかもしれません。

だから、

一つ減らすことは、
何かを失うことではありません。

自分にとって本当に大切なものを、
見つけるための余白を作ることです。

7日間、
「選ばない」ということを考えてきたからこそ、

最後に残したいのは、

「何を捨てるか。」

ではありません。

「何を大切にするために、
一つ減らすのか。」

という問いです。

その問いを持っているだけでも、
これからの選択は、
少しずつ変わっていきます。

第4章 「一つ減らす」を、毎日の習慣にする

一つ減らす。

そう聞くと、
一度だけ何かを減らせば、
それで終わりのように感じるかもしれません。

でも、

本当に大切なのは、
一度だけ大きく減らすことではありません。

毎日の中で、

「これは、
今の自分に必要だろうか。」

と考えられるようになることです。

そして、

必要のないものがあれば、
一つ減らす。

この感覚を、
少しずつ身につけていく。

それでいいのです。

例えば、

新しい予定が入ってきたとします。

今までは、

「空いているから、
入れておこう。」

と考えていたかもしれません。

でも、

これからは、

「この予定を入れることで、
何を失うだろう。」

と考えてみる。

休む時間がなくなる。

一人の時間がなくなる。

家族との時間が減る。

他の仕事に使える時間が減る。

そう考えてみて、

それでも必要なら、
予定を入れる。

必要なければ、
入れない。

これだけでも、
選択の仕方は変わります。

仕事でも同じです。

新しい仕事を頼まれた。

新しいプロジェクトに誘われた。

新しい役割を任された。

そんなとき、

「せっかくだから、
やってみよう。」

と考えることもできます。

でも、

一度立ち止まって、

「これを引き受けたら、
何ができなくなるだろう。」

と考える。

今やっている仕事が遅れるかもしれない。

休む時間が減るかもしれない。

自分の勉強ができなくなるかもしれない。

家族との時間が減るかもしれない。

それが分かったうえで、
選ぶ。

これが、
「選ばない」を使うということです。

何でも断るわけではありません。

何でも減らすわけでもありません。

選ぶ前に、
選ばない可能性も考える。

それだけです。

買い物でも、
同じことができます。

欲しいものを見つけた。

セールになっている。

期間限定になっている。

人気の商品らしい。

そんな情報を見ると、

「今買わないと、
損をするかもしれない。」

と思うことがあります。

でも、

「これは、
今の自分に必要だろうか。」

と考える。

今持っているもので、
代わりにならないか。

本当に使うだろうか。

買ったあと、
置く場所はあるだろうか。

その金額を払ってでも、
欲しいものだろうか。

そう考えてみる。

そして、

必要なければ、
買わない。

それだけでいいのです。

情報についても、
同じです。

スマートフォンを開けば、
新しい情報が入ってきます。

ニュース。

SNS。

動画。

広告。

AI。

メール。

次から次へと、
新しいものが出てきます。

でも、

すべてを見る必要はありません。

すべてを知る必要もありません。

だから、

「今日は、
ここまでにする。」

と決める。

通知を一つ減らす。

見るアプリを一つ減らす。

登録している情報源を一つ減らす。

必要のない情報を、
一つ見ない。

それだけでも、
頭の中に余白が生まれます。

そして、

この考え方は、
人間関係にも使えます。

すべての誘いに、
応えなくていい。

すべての連絡に、
すぐ返信しなくてもいい。

すべての人に、
好かれなくてもいい。

もちろん、

大切な人との関係まで、
無理に減らす必要はありません。

むしろ、

大切な人を大切にするために、
必要のない付き合いを減らす。

そう考えることができます。

「今回はやめておく。」

「今は予定を入れない。」

「また今度にする。」

そんな小さな断り方でもいい。

一つ断ることで、
自分の時間が戻ってきます。

そして、

その時間を、
本当に大切な人に使える。

ここまで来ると、

「一つ減らす」というのは、
単純に物を減らすことではないと、
分かってきます。

時間を減らすのではなく、
時間の使い方を整える。

仕事を減らすのではなく、
重要ではない仕事を減らす。

人間関係を減らすのではなく、
無理をしている付き合いを減らす。

情報を減らすのではなく、
必要のない情報を減らす。

買い物を減らすのではなく、
必要のない消費を減らす。

つまり、

「一つ減らす」とは、
自分に必要なものを残すための整理です。

だから、

毎日すべてを見直す必要はありません。

大きなルールを、
たくさん作る必要もありません。

一日に一度、

「今日、
減らせるものはあるかな。」

と考えてみる。

それくらいでいいのです。

例えば、

今日届いたメールを、
一つ配信停止する。

今日見たSNSを、
一つ減らす。

今日入っていた予定を、
一つ見直す。

今日買おうと思ったものを、
一つ保留する。

今日やろうとしていた仕事を、
一つ明日に回す。

これだけでも、
十分です。

そして、

減らしたあとに、
自分の状態を見てみる。

楽になった。

集中できた。

時間ができた。

気持ちが落ち着いた。

何も困らなかった。

そう感じたなら、

「これは、
減らしてよかったんだ。」

と分かります。

その経験が、
次の判断につながります。

逆に、

減らしてみたら困った。

やっぱり必要だった。

大切なものだった。

そう分かったなら、
戻してもいい。

それも、
大切な経験です。

「減らすこと」が、
目的ではありません。

自分にとって、
何が必要なのかを知ることが目的です。

だから、

一度減らしたものを、
また戻してもいい。

選ばないと決めたものを、
もう一度選んでもいい。

今まで選んでいたものを、
やめてもいい。

そのときの自分に合わせて、
選び直せばいいのです。

人生は、
一度決めたら終わりではありません。

環境が変われば、
必要なものも変わります。

仕事が変われば、
時間の使い方も変わる。

家族が変われば、
大切にするものも変わる。

年齢が変われば、
欲しいものも変わる。

だからこそ、

「今の自分に必要か。」

という問いを、
何度でも使えばいい。

そのたびに、

残すもの。

減らすもの。

今は選ばないもの。

を、
見直していく。

それだけでいいのです。

そして、

もう一つ大切なのは、

「余白ができたら、
何を入れるか。」

を急いで決めないことです。

余白ができると、

「この時間で、
もっと頑張らなければ。」

と思ってしまうかもしれません。

でも、

休んでもいい。

何もしなくてもいい。

ぼんやりしてもいい。

家族と話してもいい。

好きなことをしてもいい。

自分のことを考えてもいい。

余白には、
余白のままの価値があります。

だから、

一つ減らしてできた時間を、
すぐに別の予定で埋めなくていい。

一つ減らしてできたお金を、
すぐに別のものに使わなくていい。

一つ減らしてできた情報の空間を、
すぐに新しい情報で埋めなくていい。

空いたままにしておく。

それも、
立派な選択です。

そうすると、

その余白の中から、

「本当は、
これをやりたかった。」

というものが、
自然に見えてくることがあります。

無理に探さなくてもいい。

誰かの答えを、
持ってこなくてもいい。

静かになった場所で、
自分の気持ちを見る。

それだけでいいのです。

だから、

これから何かを増やしたくなったときには、

一度だけ、

「その前に、
一つ減らせないかな。」

と考えてみてください。

新しい仕事を始める前に、
今の仕事を一つ整理する。

新しいSNSを始める前に、
今使っているSNSを一つ見直す。

新しいサービスを契約する前に、
使っていないサービスを一つ解約する。

新しい予定を入れる前に、
今の予定を一つ減らす。

新しいものを買う前に、
家にあるものを一つ見直す。

この順番にするだけでも、
人生は少し軽くなります。

増やすことを、
やめる必要はありません。

挑戦することを、
諦める必要もありません。

ただ、

増やす前に、
一度減らしてみる。

それだけです。

一つ減らせば、
一つ分の余白が生まれる。

その余白があれば、
自分で考えられる。

自分で考えられれば、
自分で選べる。

そして、

自分で選べるようになると、

「周りがそうしているから。」

ではなく、

「自分は、
こうしたい。」

という人生に、
少しずつ近づいていきます。

7日間、
考えてきたことは、
難しい方法ではありません。

何を選ばないかを考える。

一つ減らしてみる。

余白を作る。

その余白を、
すぐに埋めない。

そして、

残ったものを、
大切にする。

これだけです。

でも、

この小さな繰り返しが、
自分の時間を変えていきます。

自分の時間が変われば、
毎日が変わります。

毎日が変われば、
少しずつ人生も変わっていきます。

だから、

人生を変えたいと思ったとき、

いきなり大きなことを、
始めなくてもいい。

まずは、

一つ減らす。

それだけでいいのです。

そして、

一つ減らして生まれた余白を、
自分のために使う。

それを、
また一つ繰り返す。

その積み重ねが、

「自分にとって、
本当に必要なものだけが残っている状態」

を作っていきます。

そして次の章では、

この7日間で考えてきた
「選ばない」という考え方を、
もう一度振り返りながら、

これからの人生で、
どう使っていけばいいのかを、
まとめていきましょう。

第5章 今日、一つだけ「選ばない」を決めてみる

ここまで、

「選ばない」ということについて、
考えてきました。

選択肢が多いことが、
必ずしも自由ではない。

何を選ぶかだけではなく、
何を選ばないかを決める。

そして、

「今の自分に必要か。」

という基準を持つ。

それだけでも、
日々の選択は少しずつ変わっていきます。

でも、

ここまで読んで、

「なるほど。」

と思って終わってしまったら、
少しもったいないかもしれません。

なぜなら、

「選ばない」という考え方は、
知識として持っているだけでは、
あまり意味がないからです。

実際に一つ減らしてみる。

そこで初めて、
この考え方の効果を実感できます。

だから今日は、

大きな決断をしなくていいので、

「何を一つ選ばないか。」

を決めてみてください。

例えば、

「今日はSNSを見ない。」

でもいい。

「新しい情報を探さない。」

でもいい。

「必要のない買い物をしない。」

でもいい。

「やらなくてもいい仕事を引き受けない。」

でもいい。

「無理に誰かに合わせない。」

でもいい。

大切なのは、

人生を大きく変えようとしないことです。

一つでいい。

小さくていい。

そして、

自分で決める。

これが、
最初の一歩になります。

例えば、

いつも何となくスマートフォンを開いているなら、

「今日は目的のないSNSを見ない。」

と決める。

すると、

少し時間が空きます。

その時間で、
本を読む。

散歩をする。

仕事をする。

家族と話す。

何もしない。

それでもいい。

今までSNSに使っていた時間が、
自分のための時間に変わります。

あるいは、

仕事でいつも頼まれごとを断れないなら、

「今日は、自分がやる必要のない仕事を一つ引き受けない。」

と決めてみる。

すると、

少しだけ余裕が生まれるかもしれません。

その余裕で、

本当に重要な仕事を進める。

早く帰る。

休む。

それも、
立派な選択です。

「選ばない」というのは、

何もしないことではありません。

むしろ、

本当に必要なことに、
自分の時間を使うための選択です。

だから、

何かを減らしたら、

そのあとに生まれた余白を、
大切にしてください。

ここが、
引き算で生きるうえで、
とても重要なところです。

減らしただけでは、
空白ができるだけです。

その空白に、

本当にやりたいことを入れる。

本当に大切な人との時間を入れる。

自分自身を整える時間を入れる。

未来のために積み上げる時間を入れる。

そうすることで、

「減らす」という行動が、
人生を豊かにする行動へと変わります。

例えば、

一つのSNSをやめた。

その結果、
毎日30分の時間が生まれた。

その30分で、
ブログを書く。

一週間で3時間以上になる。

一か月なら、
もっと大きな時間になります。

最初は、

「SNSを一つ減らした。」

だけです。

でも、

その小さな引き算が、
新しい積み上げを生み出すことがあります。

だから、

「何かを増やさなければ。」

と考える前に、

「何か一つ減らせないか。」

と考えてみてください。

新しいことを始める前に、
今やっていることを見直す。

新しい情報を探す前に、
今持っている情報を整理する。

新しい予定を入れる前に、
今ある予定を見直す。

新しい仕事を増やす前に、
今やっている仕事を減らせないか考える。

新しいものを買う前に、
今持っているものを確認する。

こうすると、

人生に入ってくるものを、
少しずつコントロールできるようになります。

そして、

自分の時間を、
自分で守れるようになります。

もちろん、

すべてを選ばなくていいわけではありません。

仕事も必要です。

人間関係も必要です。

情報も必要です。

お金を使うことも必要です。

新しいことに挑戦することも必要です。

大切なのは、

何でも減らすことではありません。

「自分に必要なものを残し、
必要のないものを減らす。」

ということです。

だから、

「ミニマリストにならなければ。」

と考える必要もありません。

「もっと少なくしなければ。」

と頑張る必要もありません。

自分にとって、

何が必要なのか。

何が必要ではないのか。

それを、
自分で考える。

それだけでいいのです。

そして、

その判断をするときに、

「みんなはどうしているか。」

ではなく、

「自分はどうしたいか。」

を基準にする。

これが、

「選ばない」を、
自分の人生の基準にしていくということです。

ここまでの7日間で、
私たちは、

「何をするか。」

から、

「何をしないか。」

へと、
少し視点を変えてきました。

やらないことを決める。

情報を減らす。

人間関係を整理する。

不要なものを減らす。

そして、

選ばないことを、
諦めではなく、
自分の意思として捉える。

これらは、
すべて一つにつながっています。

それは、

「自分の人生を、
自分で選ぶ。」

ということです。

何かを選ぶためには、
何かを選ばない必要があります。

だから、

選ばないことは、
後ろ向きな行動ではありません。

むしろ、

自分にとって大切なものを、
前に進めるための行動です。

もし今、

「やりたいことがある。」

「もっと時間が欲しい。」

「毎日が少し忙しすぎる。」

「頭の中が情報でいっぱいになっている。」

そう感じているなら、

新しい方法を探す前に、

まず一つだけ、
減らしてみてください。

使っていないアプリ。

必要のない予定。

見なくてもいいSNS。

追いかけなくてもいい情報。

無理をして続けている付き合い。

必要のない買い物。

やらなくてもいい仕事。

その中から、

一つだけ。

そして、

その一つを減らしたあとに、
どんな余白が生まれたのかを見てみる。

もしかすると、

思っていた以上に、
時間が残っているかもしれません。

思っていた以上に、
心が軽くなるかもしれません。

思っていた以上に、

「自分は、こんなことに時間を使っていたんだ。」

と気づくかもしれません。

その気づきが、

次の「選ばない」につながります。

一つ減らす。

余白が生まれる。

余白を使う。

また一つ減らす。

この繰り返しでいいのです。

人生を一度に変える必要はありません。

大きな決断をする必要もありません。

今日、

一つだけ選ばない。

それで十分です。

SINGLESELFが大切にしているのは、

何かをたくさん増やして、
理想の人生を作ることではありません。

必要のないものを少しずつ減らして、

本当に大切なものを残していくことです。

だから、

迷ったときは、

「何を選べばいいだろう。」

だけではなく、

「何を選ばなくてもいいだろう。」

と考えてみてください。

その一つの問いが、

時間を守り、

お金を守り、

集中力を守り、

そして、

自分自身を守ってくれるかもしれません。

完璧に選ばなくていい。

すべてを決めなくていい。

今日、

一つだけ減らす。

そして、

その余白を、
自分のために使う。

それだけでいいのです。

人生を変えるために、
何かを増やす必要はありません。

ときには、

一つ減らすだけでいい。

その小さな余白から、

自分らしい人生が、
少しずつ始まっていきます。

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